薬剤師が定年後や育児ブランク後に再就職するには?
現行法では60歳で定年してしまう会社も多いのでその後年金が発生する65歳までの空白が問題になっています。
老後2000万円問題も言われているのでお金も貯めなきゃいけませんし、適度に仕事をして充実した老後にするのも良いですよね!
薬剤師という資格は現在は一生使える資格で定年は有りません。
働く気があれば70歳を超えても働く事も可能です!
また、育児等で大きくブランクが空いてしまった方も再就職に不安がありますよね?
本記事では現役薬剤師のモモが
定年後やブランク後に再就職しようと思っている人向けに働き方
を考えて行きます!
薬剤師が定年後やブランク後に再就職するには?
薬剤師は定年後再就職できる?
結論から言えばできます!
以前と比べれば薬剤師は充足してきましたが、地方などではまだ不足しています。
ただ、再就職先としては調剤薬局かドラックストアがメインになると思います。
それにあたって事前に数年間でも経験がある事が望ましいです。
完全未経験だと、そこから教育する事も難しいですし、もし覚えが悪かったら・・と思うと企業は採用しにくいでしょう。
年齢が高いからと言って時給が極端に安くなる事も有りませんから、それなら若くて経験がある人を採用したいと考えるのが自然です。
現在は調剤とドラックストアで働いている人が大部分ですから特にこのハードルは問題ない人が多いと思いますが、未経験の方は苦戦を覚悟しましょう。
年齢上限を確認しておきましょう
60歳で再就職するとして何歳まで働こうと思っていますか?
大体の企業は概ねの年齢上限があります。
65歳までの所もあれば、人手不足の所は何歳まででも!
と言ってくれるところもあると思います。
自分が何歳まで働こうと思っているのか?
を基準に年齢上限も企業に確認しておきましょう
子育てなどのブランク後の人は?
ママさん薬剤師等は育児が落ち着く中高生位になってから働こうと考える人も多いです。
その際は15年程度ブランクが空くことも考えられ、その際は40~50歳程度と言う事になります。
調剤薬局やドラックストアの経験があっても流石に忘れてしまっていてもおかしくありません。
しかし、それでも60代で再就職するよりは就職しやすいと思います。
理由としては育児が終わったママさん薬剤師はその後長い期間(15~20年程度)活躍できるので企業としても育てる旨味があるのです。
人材が不足している企業であれば採用のハードルは低めかと思います。
私の会社でも、降圧薬のCa拮抗薬も知らないママさん薬剤師が入社してきましたが、数年経験を積んだ現在は管理薬剤師として働く事も出来ています。
年収は期待できないかも?
企業が採用する際、一般的には考えも柔軟な若い世代を好みます。
年齢が高い方を採用するのは企業としてもリスクがあるので、よほど僻地で人材不足、と言う事が無ければあまり高い給料は期待できないでしょう。
特にMRとして働いてきた方は収入の落差が有ることを認識しておきましょう。
逆に今まで、ドラックストアや調剤薬局でバリバリやってきており即戦力、と言う状態の場合は正社員と同等の待遇になる方もいますので、定年後の再就職は過去の経験が有るか無いかが分かれ目となりそうです。
まとめ
現在は首都圏や大都市を中心に人材が充足してきており、定年後の再就職は難しくなっては来ていますが、地方ではまだまだ需要はありそうです。
私の会社でも60を過ぎた人が多く活躍しています。
調剤薬局の経験が事前に積めれば有利と言う人もいるかもしれませんが、定年前にわざわざ辞めるて経験を積むのは難しいと思います。
その時々の自分の立ち位置で転職コンサルタントに探していただくのが良いと思います。
将来的には定年も65歳まで伸びると思うので今後は不要の心配になる事を祈っています。
と言う時代にならなければいいですね・・。