【失敗しない転職準備】薬剤師転職では希望条件をまとめておこう!人気の転職条件とは?

転職希望条件チェックリスト
  • 希望の職場(病院や薬局等)
  • 年収
  • 休日日数
  • 自宅からの距離
  • 上記3点の優先順位
  • 勤務形態(正社員、パート等)
  • ヘルプ勤務可能か?
  • 異動、転勤できるか?

皆さんは転職活動をする際、事前に希望する条件をまとめていますか?

転職に失敗しない為にはきちんと準備をしておくことが大切です。

この記事では、決めておくべき条件を記載しましたので、

転職サポート等に登録する前のチェックリスト代わりに使っていただければと思います。

この記事は、転職2回、同時に10か所の転職サイトにとが登録したこある現役薬剤師が書いています。

この記事は3分で読めます!

薬剤師が決めておくべき 転職条件

基本的な条件は決めておきましょう。

転職する際は転職サポートを利用するのが最近では主流ですが

登録する前に決めておくとよりスムーズに紹介してもらえると思います。

お勧めの転職サイトは

薬剤師転職サイト厳選5選!30の転職サイトランキングを集計&比較してみた!

で紹介しているので参考にしてみてくださいね!

希望の職場

主な選択肢としては、調剤薬局、ドラックストア、病院、MR(医薬情報担当者)になります。

複数に興味があれば複数でも構いません。

決まっていない方は転職サポートでエージェントと相談することも可能です。

その際は、直接あって面談できるマイナビ薬剤師かファルマスタッフがお勧めです。

年収

最も幅があるのが年収ですが、皆が拘りたいポイントですよね!

ざっくりですが正社員25~30歳程度で

病院350~400万 調剤薬局400~500万 ドラックストア500万~600万

役職や経験、年齢が上乗せされる感じになると思います。

地域性や需要によっても変動しますので実際に転職サイトに登録して確認してみるのがお勧めです。

薬剤師が自分の年収水準を調べる方法とは?

他の条件を優先する場合、年収は徐々に低くなる傾向があります。

休日日数

休日日数は企業によって大きく違います。

労働基準法により最低休日日数は105日と決められています。

週休2日だとして年間104日なので通常はお盆と正月休みがあれば超える水準になります。

土日祝日を休みとすると2020年は年間120日の休みとなりますので

お盆、盆正月休みを合わせて125日を超える水準の場合は、休日が多い会社と言えるでしょう。

注意したい点として 医療業界では週休2日=日+半日休み2日で毎週6日連続勤務という職場も存在します。 (例:木土が13時まで 日が休み等) 週休2日ですが出勤日数は多いので、嫌な方は事前に確認しておくと良いでしょう。

自宅からの距離

自宅から通う際、何分までは通勤時間にかけられますか?

通勤時間はそのまま時間の無駄になる事もあるのでできれば減らしたいですよね。

一般的に距離が近ければ近い程、求人は減りますので、

少し広い範囲で希望した方が選べる求人は多くなります。

引っ越し可能な方なら気にする必要はありません。

優先順位

年収、距離、休日の3点の優先順位を決めておきましょう!

転職サイトに登録した際、必ず確認されると思います。

すべての条件を満たすことは難しいので自分の中である程度決まっているとスムーズに求人を紹介してもらえます。

勤務形態

正社員、パート薬剤師、派遣薬剤師などの勤務形態があります。

パートや派遣の場合は週何回、何時間で働くのかも検討しておきましょう。

詳しくはこちらも読んでみてください!

パート薬剤師は最強なのか!?パート薬剤師のメリットと今後の展望 派遣薬剤師のメリット5つとデメリット3つ 向いている人は?

ヘルプ勤務は可能?

調剤薬局、ドラックストアはヘルプ勤務がある場合があります。

ヘルプ勤務とは配属店舗以外の店舗に時々出勤する事です。

入社する前に決めておかないと入社してからヘルプ勤務をお願いされることもあります。

トラブルの元になるので応援勤務を希望しない方は事前に確認しておきましょう。

応援勤務する事を条件に入社した場合、給与アップしたりキャリアアップに有効な場合があります。

異動、転勤は可能?

大手調剤薬局チェーンやドラックストアの場合は異動がある会社が多いです。

全国転勤可、近隣の県なら異動可、異動なし等の区分によって給与が変わり、遠隔の転勤の可能性がある場合の方が、給与が高くになります。

地方の薬剤師は不足気味なので、全国異動可の際は異動になる可能性が高いですが、管理職が空きやすいこともありキャリアアップには有利になります。

MR(医薬情報担当者)の場合は転勤はほぼ必須になります。

転職の際確認したい事 (人気の条件)

データ上では分からない項目です。

細かい条件に拘りたい場合は事前に確認する事がお勧めです!

長期休暇が取りやすいか?

1週間などの長期にわたって休める会社かは事前に確認しておかなければならないでしょう。

労働基準法により有給休暇は申請すれば会社は原則拒否はできませんが、

会社の雰囲気で取りやすいかどうかは非常に重要です。

MRは基本的に土日祝は休みの上、GWやお盆と正月は長期の休みになりますが狭き門になります。

長期旅行などに頻繁に行きたい人は要確認です!

残業があるか?

勤務場所によっては、残業が常態化していることもあります。

契約時には定時が記載されますが、毎日30分~数時間残業と言う事もあると生活のリズムが乱れてしまう人もいます。

薬剤師モモ
薬剤師モモ
特に忙しい主婦の薬剤師さんには重要だよね・・

その際は残業がほとんどない職場を選びましょう。

逆に給与を稼ぎたい場合、残業歓迎な人もいると思うので、事前に確認しておくことで判断の材料になるでしょう。

店舗の勤務薬剤師数

「1人薬剤師の店舗は嫌」

「人数が多く急な休みに対応しやすい所が良い」

など人数によって休みやすさや業務の強度が変わってくるので

事前に希望があれば確認してみましょう。

調剤薬局の場合は併せて処方枚数も確認しておくことで、1人当たりの処方箋枚数が予測できます。

1日上限の1人40枚に近づくにつれて忙しい勤務場所と言えます。

キャリアプランが用意されているか?

会社によっては魅力的なキャリアアッププランが用意されているところもあります。

管理人が務めた大手チェーン薬局の場合は、通常の薬剤師として働くプランの他に、実績等により人事部や教育監査部などへの異動(兼任)も可能というお話がありました。

事前に確認しておくことで生涯年収や自分の希望するキャリアについて考える事ができると思います。

教育制度の充実

未経験あるいはブランクが長い場合、新たな職場で働くのは非常に心配が付き物です。

多くの企業ではある程度配慮してくれますが、その充実度には差がありますので、

より充実した研修を希望する場合は確認しておきましょう。

産休、育休、看護休暇

女性の場合は特に気になる項目だと思います。

労働基準法では産休や育休及び育児に付随する看護休暇などで不都合な扱いにしてはいけない

となっていますが、現実は厳しいです。

予め、産休実績や取得率が公表できる企業だと比較的安心感があると思います。

子供が未就学児の場合は急な熱発で休むことも多いのですが、その際、

きちんと看護休暇が使えるかは重要です。

看護休暇は無給か有給かは企業の就業規則によります。

無給の場合は有給休暇を優先で使うことになると思いますが、

看護休暇が有給になる企業もありますので入社前に確認しておくと良いと思います。

(管理人の勤めている会社の看護休暇は有給です)

子供が未就学児の場合は看護休暇を1人につき5日、2人以上で10日使用できます。(1年につき)

仕事内容(診療科など)

調剤薬局や病院に勤める際は、診療科も重要になります。

小児科、耳鼻科、皮膚科、眼科などは冬や花粉症の時期になると非常に混雑します。

遅くまで残業になることもあり、生活を圧迫するケースもあります。

バランスが良い処方が来るので内科や総合病院は人気の診療科になります。

混雑が苦手な方は整形外科などは比較的処方が軽い印象です。

急性期を扱っている病院が良い、漢方薬局や在宅専門薬局が良いなど

個人的に強い希望がある場合は事前にまとめておくとスムーズです。

まとめ

希望条件はメモにまとめておくと就職活動の際に非常にスムーズに事を運べると思います。

これらの細かい条件は自分で企業担当者に聞くのは困難ですが、転職サイトに登録すると

すべて転職エージェント(担当者)が確認してくれます。

その際もあれこれ思いついた時に確認するのではなく、事前にまとめて1度に確認してもらうことで、企業の採用担当者の負担も減ると思います。

お勧めの転職サイトは

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で特徴をまとめて紹介していますので確認してみてくださいね!

薬剤師モモ
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最後まで読んでくれてありがと!