【ドラマ】アンサングシンデレラ【5話】を現役薬剤師がレビュー

皆さん、アンサングシンデレラ5話は見ましたか？

折り返しになりましたが、視聴率も堅調のようですね！

流石に他のドラマには敵わないようですが、「薬剤師」というマイナージャンルのドラマで健闘しているといえるんじゃないでしょうか！？

本記事では現役薬剤師モモが5話についてレビューします。

一部ネタバレを含むのでご了承ください！

5話は前回に続き胃がん患者とそれに伴う家族の話でした。

ドラマのアンサングシンデレラでは看護師と差が無い内容と批評されている事も多いのですが、5話の内容は薬剤師としての内容は弱かったですね。

残念！

抗がん剤を使用する話だった割に副作用の描写が少なかったので薬剤師の専門性を活かすなら、そういったサポート面の話もできれば良かったかなぁ( ﾉД`）

抗がん剤や緩和ケアなんかは薬の説明で薬剤師が関わりやすい分野だと思うんですけどね(-_-;)

孫の女の子は摂食障害だった筈ですが、祖父ががん患者である内容がメインだった為か途中からほとんどこの内容がなかったのが残念( ﾉД`)ｼｸｼｸ…

おじいちゃんにガンの告知をした時点で改善したって事？

摂食障害も改善が難しい疾患なのでどうか関わるのかは少し見たかったですね(;'∀')

少しだけ触れられていましたが、薬剤師は基本的に患者の死に立ち会う事は有りません。

看護師のように処置をしたり医師のサポートをしたりと言う事も無いので立ち会うだけになってしまいますしね。

私も病院で働いていましたが、薬剤部が患者さんの死を知るのは病棟に送った注射や薬剤が戻って来た時です。

病棟で服薬指導をしたりして仲良くなった患者さんもお別れの言葉を言う事もできません。

それが非常に残念で悲しかったですね・・。

ただ、病院では患者さんが亡くなる事は日常なので、8年目の薬剤師が泣くのは情けない！とは少し思ってしまいましたが・・。

今回のケースでは患者や家族の信頼を得ていた事もあり、主人公も同席していましたが患者さんの傍に寄り添う存在として今後の薬剤師像になると良いですね！

最後に

アンサングシンデレラ5話の感想でした！

看護師ドラマで良いと批判する人もいますが、看護師のドラマも実際はあり得ない事ばっかりですしね（笑）

今回は薬の話が少なかったので、薬剤師としての専門性や実際の仕事にフォーカスを当てて作ってもらえるともっと嬉しいですね！

モモ

最後まで読んでくれてサンクス！